2020年5月18日月曜日

ぽた〜じゅ屋✖️ぽた〜じゅライス③生化学を参考に作っています

今回、ちょっと小難しい話をします。


ぽた〜じゅライスは、たっぷりのお野菜と、

これまたたっぷりのお野菜で作ったスープ。

それだけでなく、大粗挽きのバジルチキンと玄米で構成されています。

鶏肉と玄米についても、自分なりにいろいろ調べた結果、

「体に良いもの」と判断して入れています。

もちろん「玄米には発芽毒がある」「動物性タンパク質は不要だ」など、

対峙する主張も世の中にはありますが、

出来るだけ、それぞれに目を通した上で、現在の形に辿り着いています。

主に判断の基準にしているのは「生化学」です。

「栄養学」とは違います。

生化学をメチャクチャ簡単にいうと、

「食べ物が、どう体に入ってどう出ていくか」です。

例えば、

肉や魚、豆類に豊富なタンパク質は、胃で酵素によって消化されます。

そして、20種類のアミノ酸に分解されて小腸で吸収されます。

で、血流に乗って、体内の必要な所に届けられます。

で、細かくなったアミノ酸は組み合わせによって、内臓になったり、血管や皮膚になったりします。

髪の毛、爪、皮膚って、ぱっと見、同じ成分で出来てるようには見えないですよね。

でも、主成分は「タンパク質」です。

アミノ酸の組み合わせがそれぞれ違うから、違う形になれるんです。

レゴ・ブロックみたいに。

これが生化学です。

専門家ではないので、間違えもあるかもしれませんが、大体合っていると思います。

玄米についても、皆さんがトンデモ栄養本に騙されないために説明しておきます。

米やパン、麺類などの炭水化物は、糖質と食物繊維から主に出来ています。

糖質は体に吸収されると、「インスリン」という「仕分け屋さん」が膵臓から現れて、

すぐ使うエネルギーと、保存するエネルギーに分別してくれます。

この仕分け作業のおかげで、余分な糖質が変なところに残って悪さをしないようになっています。

ところが、あまり仕事が多すぎると、インスリンが「もう嫌だ」と引きこもって、

糖質を処理できなくなり、糖尿病になります。

ざっくりね。

玄米だと、インスリンはゆったり仕事ができて、体への負担が少ないと言われています。

消化だけでなく、脳に行き渡るエネルギーもしっかり確保できるので、眠くなりづらいです。


こういう生化学をもとにした、「体に優しい食べ物」の組み合わせが、ぽた〜じゅライスなのです。

実際に、食べてくれたお客さんからも、「体が軽い」「腹持ちが良い」「お通じが良くなった」「眠くならない」などの声をいただいています。

個人差はあるとは思いますが、一応、作り手なりに意図した組み合わせなんです。☺️

自画自賛✌️😁






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